2014年12月19日 |
三菱ガス化学、カナダのシェール・LNG計画に参画 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:三菱ガス化学 |
三菱ガス化学は19日、カナダにシェールガス・LNGプロジェクト参画するため子会社を設立したと発表した。 マレーシアの国営石油会社 Petroliam Nasional Berhad(ペトロナス)がカナダのブリティッシュ・コロンビア州で推進するプロジェクトに、石油資源開発などと共同参画するかたちとなる。 新会社はMGC Montney Holdings Ltd.(MML)で、石油資源開発(JAPEX)の子会社で現地プロジェクトに対して10%の権益を有するJAPEX Montney Ltd.(JML)に10%(96億円)の出資を行う。 これにより三菱ガス化学は、JML社が有する権益の10%を取得する。また同州西海岸でシェールガスをLNG 化して輸出する事業(Pacific Northwest LNGプロジェクト)にも10%の権益を取得する。LNGの生産量は年1,200万トン、三菱ガス化学の引き取り量は同12万トンとなる。 JAPEX Montney Ltd.(JML)の資本構成は、石油資源開発45%、JOGMEC(石油天然ガス・金属鉱物資源機構)45%、三菱ガス化学10%の3者体制となった。 【設立する子会社の概要】 (1)商号 MGC Montney Holdings Limited (2)代表者 酒井 幸男 (三菱ガス化学代表取締役専務執行役員) (3)所在地 カナダ ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバー (4)設立 2014年12月 (5)事業内容 JML社への投資 (6)資本金 約96億円 (7)出資率 三菱ガス化学100% |