2014年12月19日
中外製薬、抗悪性腫瘍剤「ゼローダ」効能追加を申請
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:中外製薬

中外製薬は19日、「手術不能または再発乳癌」、「治癒切除不能な進行・再発の胃癌」などを効能・効果として販売中の抗悪性腫瘍剤カ「ゼローダ」(販売名)について、「胃癌における術後補助化学療法」に対する効能・効果追加の承認申請を同日行ったと発表した。

今回の申請は、海外で実施された第3相臨床試験および中外製薬とヤクルト本社(本社:東京都港区)と共同で実施した国内第2相臨床試験の成績に基づいて行なった。

胃がんは日本、韓国、中国などのアジア諸国や南米に多く見られる。
日本では新規罹患数が年々増加しており、2010から2014年の年間平均で133,900人と推計されている。
同社では、今後の患者の治療に大きく貢献できるとしている。