2014年12月24日 |
クラレ・新中計、2017年度営業利益900億円めざす |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:クラレ |
クラレは24日2015~17年度の新中計「GS-STEP」を策定したと発表した。 現中計(2012~14年度)目標(売上高5,500億円、営業利益850億円)の達成は困難だが、デュポン社のビニルアセテート関連事業やモノソル社の買収、光学用ポバールフィルム、「エバール」の生産能力増強など、事業拡大、高収益をめざす基盤は整ったとしている。 新中計では「世界に存在感を示す高収益スペシャリティ化学企業」の実現に向けて(1)コア事業の深耕(2)技術革新(3)次世代成長モデル(4)経営資源の最適配置(5)環境への貢献ーの5項目に重点を置いた経営戦略を展開する。 2017年度の数値目標として、売上高6,500億円(14年度見通し5,150億円)、営業利益900億円(同540億円)、営業利益率13.8%(同10.5%)達成をめざす。 設備投資額は3年間合わせて約2,000億円を見込む。主な投資案件として、北米での酢酸ビニルモノマー増強、光学用ポバールフィルム(西条事業所)増設、PVBフィルムの北米、欧州、アジアでの増設などを推進する。 ニュースリリース参照 新中期経営計画「GS-STEP」 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1419392437.pdf |