2014年12月25日
中外製薬、グローバルヘルス技術振興基金に参画
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:中外製薬

中外製薬は24日、「開発途上国の人々が感染症による苦難を乗り越え、先進国と同様に繁栄と長寿社会を享受できる世界を目指す」を活動のビジョンとする、公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)に参画したと発表した。

先には西アフリカでエボラ出血熱の感染がかつてない規模に拡大し、日本でもデング熱ウイルスへの感染が発生するなど感染症への危機が世界的に高ま中で、治療薬やワクチンなどの研究開発の加速が課題となっている。

中外製薬はこうした状況の中、GHIT Fund への参画を通して、世界の医療活動に貢献していくことにした。

■公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)について:
同基金は、エイズ、結核やマラリア、「顧みられない熱帯病(NTDs)」等の特に開発途上国で蔓延する感染症の制圧を目指して、日本発の新薬開発を推進している国際的な非営利組織。日本国政府、製薬企業などによる日本初の官民パートナーシップとして設立され、日本と海外研究機関を通して新薬開発を促進している。