2014年12月26日
11月鉱工業生産指数、化学・プラ製品上昇
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省が26日発表した11月の鉱工業生産指数(2000年=100)は、生産が前月比0.6%低下の97.8で、3カ月ぶりの低下となった。出荷も1.4%ダウンの97.2、在庫は1.0%上昇の112.4となった。

製造工業生産予測調査によると12月は前月比3.2%の上昇、1月は同5.7%の上昇だった。12月は汎用・生産用・業務用機械工業、電気機械工業、情報通信機械工業などが上昇を予測している。

同省は基調判断を「総じてみれば、生産は一進一退にある」と、前月の判断を据え置いた。

業種別にみると、11月に生産が上昇したのは電子部品・デバイス工業、輸送機械工業、プラスチック製品工業、化学工業(除、医薬品)など15業種のうち7業種だった。

化学工業(除、医薬品)は生産が前月比0.2%上昇の91.8、出荷同1.0%上昇の92.0、在庫同0.3%上昇の103.8だった。在庫率は5.4%上昇の119.5となった。

プラスチック製品工業は生産が前月比0.7%上昇の96.5、出荷同0.4%上昇の95.7、在庫同0.7%上昇のの107.8で在庫率は3.7%上昇の113.4だった。