2014年12月26日
日産化学、高コレステロール剤 後発品2社を特許提訴
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:日産化学

日産化学工業は26日、高コレステロール血症治療剤「リバロ」の後発品製造販売会社であるキョーリンリメディオと三和化学研究所の2社に対して、特許権侵害行為の差し止めを求める訴訟を大阪地方裁判所に提起したと発表した。

同社は、2013年12月にダイト、持田製薬、小林化工、Meiji Seika、ファルマ、東和薬品、鶴原製薬、2014年に入ってからは1月に相模化成工業、日医工、寿製薬、2月に陽進堂、日清製薬、日本ケミファ、3月に沢井製薬に対してそれぞれ同様の訴訟を提起しており、今回が5回目となる。

「リベロ」は、日産化学が原薬を創製・製造し、興和が独占的にグローバル展開(開発、製剤製造、販売、他社提携など)している高コレステロール血症治療。今後も知的財産権の侵害に対しては法的措置を講じるとしている。


ニュースリリース参照
http://www.nissanchem.co.jp/news_relese/news/n2014_12_26.pdf