2014年12月26日 |
カネカ子会社、定温輸送用パッケージ技術 米国で公表 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:カネカ |
カネカは26日、100%子会社の玉井化成(本社:小樽市、佐藤尚治社長)が新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)プロジェクトに参画して推進してきた、ヒト多能性幹細胞2等細胞製品の搬送システムの技術開発成果をこのほど米国テキサス州アントニオで開催された世界幹細胞サミットで公表したと発表した。 玉井化成は潜熱蓄熱材と発泡スチロール成形品を事業主体とするメーカー。その組み合わせができる強みを生かして2013年7月から定温輸送用パッケージ製品「TACPack」(商品名)を販売している。 今回の発表では、蓄熱材の開発からパッケージ・ソリューションまで一貫した対応をすることによって再生医療製品製造システムの発展に貢献できる点をアピールした。 同社は今後、海外も含めて再生医療などの医療分野市場で2020年10億円の売り上げを目指す。 |