2015年01月05日 |
JXエネ、1月ベンゼン価格さらに大幅下落 655ドル |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:JX日鉱日石エネルギー |
JX日鉱日石エネルギーは5日、1月のベンゼン・アジア契約価格(ACP)が、1トン当たり655ドルと前月比230ドルの大幅値下げで決着したと発表した。ベンゼン価格が600ドル台に落ち込んだのは2009年6月以来5年7カ月ぶり。 ベンゼンのアジア域内の需給環境は、米国向け輸出は引き続き高水準で推移しているものの、誘導品需要の弱さから緩和傾向が拡大している。市況は、これらの要因に加えて原油および誘導品市況下落の影響を受け、大幅下落した。ベンゼンACPはこうした市場環境を反映し、前月比230ドルでの決着となった。 国内価格換算想定値は、1キログラム当たり83.7円と、100円台を大きく割った。 昨年12月ACPは前月比210ドル安の1トン当たり885ドル(国内価格換算111.3円/Kg)だった。 <用語の解説> ■ACP:Asian Contract Priceの略で、 アジア契約市場での指標価格(運賃込み)となる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1420444691.pdf |