2015年01月06日
第一三共、メトヘモグロビン血症治療剤の承認取得
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:第一三共

第一三共は5日、メトヘモグロビン血症治療剤「メチレンブルー静注50mg第一三共」(一般名:メチルチオニニウム塩化物水和物)について、中毒性メトヘモグロビン血症を効能・効果として厚生労働省から国内製造販売承認を取得したと発表した。

中毒性メトヘモグロビン血症は、医薬品、農薬等の原因物質により血中メトヘモグロビン濃度が増加し、チアノーゼ、頭痛、めまい、呼吸困難、意識障害などの症状が出現する中毒性の疾患である。

第一三共は同剤について、フランスのSAS社から日本国内における独占的開発・販売権を取得し、昨年3月に厚労省に製造販売承認を申請していた。