2015年01月09日 |
生物研、15年度遺伝子組換え作物栽培計画策定 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:農林水産省 |
農林水産省の農業生物資源研究所(生物研)は9日、2015年度遺伝子組換え作物の栽培計画を発表した。それによると、複合病害抵抗性イネの栽培を4月下旬から開始するのをはじめ、スギ花粉症治療イネ、除草剤耐性ダイズなど合計7件の遺伝子組換え作物の栽培を実施する。 まず、スギ花粉症治療イネの栽培は、5月下旬から9月下旬にかけて生物研の隔離ほ場(つくば市)で実施するほか、スギ花粉ペプチド含有イネの栽培は4月上旬~8月上旬農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)作物研究所高機能隔離ほ場(つくば市)で、複合病害抵抗性イネの栽培は4月下旬~11月下旬生物研隔離ほ場(同)及び農業環境技術研究所(同)で、開花期制御イネの栽培は5月中旬~11月下旬農業環境技術研究所(同)で実施する。 また、葉緑体形質転換タバコの栽培は5月中旬から平成28年2月中旬まで農業環境技術研究所(同)で、除草剤耐性ダイズの栽培は6月上旬~9月下旬生物研一般試験ほ場(同)で、害虫抵抗性及び除草剤耐性トウモロコシの栽培は5月上旬~9月下旬生物研一般試験ほ場(同)で実施する。 |