2015年01月13日
特許庁、「営業秘密110番」2月2日開設
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:特許庁

経済産業省・特許庁は、中小企業等からの営業秘密・知財戦略に関する相談を受け付ける体制を工業所有権情報・研修館(INPIT)に整備し、2月2日から「営業秘密・知財戦略相談窓口(営業秘密110番)」を設置する。

「営業秘密110番」は、中小企業等において新たに生み出された技術について、特許として出願するのか、営業秘密として秘匿化するのか、あるいは他社にその技術を使わせるというオープン戦略でいくのか、独占するクローズ戦略とするのかなど、具体的な知的財産戦略に加え、秘匿化を選択した際の営業秘密の管理手法、また営業秘密の漏えい・流出への対応等に関する相談に、経験豊富な企業OBや知的財産専門家が対応する。

また、全国にある知財総合支援窓口とも連携し、各地の中小企業等が気軽に専門家に相談できる体制を整備する。さらに、営業秘密の漏えい・流出に関する被害相談については警察庁と、サイバー攻撃など情報セキュリティに対する相談については情報処理推進機構(IPA)と連携するなど、関係機関と協力して対応することにしている。

「営業秘密110番」は、東京・霞が関の特許庁庁舎2階に開設する。相談時間は9時から17時45分。
電話は03-3581-1101 内線3844

問い合わせ先は、特許庁調査課企画班(TEL:03-3581-1101内線2154)。