2015年01月15日
帝人、フィルム事業の国内生産拠点を再編
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:帝人

帝人は15日、子会社の帝人デュポンフィルム(本社:東京都千代田区)が米国デュポンとの合意に基づきポリエステルフィルムの生産拠点再編を決めたと発表した。

現在、岐阜事業所と宇都宮事業所の2拠点で行っているポリエステルフィルムの生産を宇都宮事業所に集約する。
岐阜事業所は今後段階的に生産を縮小し、2016年9月末をめどに生産停止する。
これまでも茨城事業所の休止など、コストダウンに取り組んできたが、グローバルな競争環境が厳しさを増す中で、さらなる生産効率の向上を図ることにした。

岐阜事業所(岐阜県安八郡安八町)は、1971年に操業開始したフィルムの生産と研究開発の拠点で、現在ポリエステルフィルム生産能力は3万トン/年。今後は宇都宮事業所および海外拠点に順次生産移管するが、同事業所内の研究開発機能は維持する。従業員は340人(うち生産部門240人)。他プロジェクトへの再配置などにより最大限吸収する。

ニュースリリース参照
http://www.teijin.co.jp/news/2015/jbd150115_01.pdf