2015年01月15日
帝人、新規メタ系アラミド繊維拡販へ、タイ工場5月完成
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:帝人

帝人は15日、タイのアユタヤ県に建設中の新規メタ系アラミド繊維の生産工場が今年央に稼働開始するが、製品ブランドを「Teijinconex neo」と決定し、今後、本格的に市場展開していくと発表した。

その一環として、1月18日-20日にドバイ首長国で開催されるセーフティソリューション関連の展示会「インターセック」に同製品を初めて展示し、防護衣料分野のアジア市場展開拡大につなげる。

タイに建設中の新工場の年産能力は2200トンで、これが稼働することにより、従来の「コーネックス」(年産能力2700トン)と合わせ、グローバル市場への供給体制が整う。

帝人グループは、「Teijinconex neo」をはじめとする防護衣料向けの技術やノウハウを活用し、より一層のラインナップ拡充を図ることで、2020年までにセーフティソリューション分野で200億円以上の売り上げを目指す。