2015年01月27日 |
BS、コンベアベルトの摩耗状態を自動計測 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:ブリヂストン |
ブリヂストン(BS)は、鉱物などの資材を運搬するために使用するコンベアベルトの摩耗状況を自動的に把握できる独自システムを開発、海外向けに展開すると発表した。 従来、コンベアベルトの摩耗状況を確認するには、操業を一時停止して各箇所を実測する必要があった。今回の新システムは、同社のセンシング技術により、コンベアベルトにセンサーを埋め込むことで、ベルトの厚さを自動で計測することができる。そのデータをシステム送信することで、ベルトコンベアを操業しながら摩耗状況を把握することが可能になった。これにより、操業停止による機械損失だけでなく、実測作業及び実測ミスを削減でき、生産性の向上と効率化の実現に貢献する。すでに、オーストラリアの鉱山でテスト導入を行い、運用を開始した。 また、コンベアベルトのスペック情報や使用年数、在庫管理、摩耗状況・交換時期のシミュレーションなどに加えて、今回の摩耗モニタリングシステムも一括で管理できるソフトウエアとして「BRIDGESONE MONITRIX」を開発した。鉱山オペレーション支援ソフトウエアとして展開する。 |