2015年02月04日
ダイセル・純利益260億円、3月期上方修正
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:ダイセル

ダイセルが4日発表した14年4-12月期連結決算は、純利益が前年同期比37%増の260億円だった。売上高、利益とも過去最高ベースで推移。3月期通期予想を上方修正した。

酢酸セルロースは、たばこフィルター用トウの販売が海外向けに好調だった。酢酸も酢酸ビニル向け販売が堅調に推移した。ポリアセタール、PBT樹脂、液晶ポリマーなどのエンプラ事業を手がけるポリプラスチックスが決算期を12月から3月に変更したが、自動車分野・電子デバイス分野などへの販売が順調に推移、数量の増加に為替の影響もあり業績を拡大した。

【ダイセル・第3四半期(連結)業績】単位:百万円( )前年同期比%
◇売上高    333,067 (9.8)
◇営業利益    39,432 (39.5)
◇経常利益   43,648 (37.2)
◇当期純利益   26,014 (36.9)
◇1株当たり純利益   74.04円(54.06円)

<2015年3月期・通期(連結)予想>
◇売上高     445,000(7.5)
◇営業利益    51,000 (34.5)
◇経常利益    54,500 (31.5)
◇当期純利益   30,000 (31.3)
◇1株当たり純利益   85.39円


ニュースリリース参照
〇決算短信
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1423033496.pdf

〇業績予想の修正に関するお知らせ
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1423033496.pdf

〇平成27年3月期(第149期)配当予想の修正(増配)に関するお知らせ
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1423033496.pdf