2015年02月05日
武田薬品・純利益54%減 薬価改定・後発品響く
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:武田薬品工業

武田薬品工業が5日発表した14年4-12月期連結決算は純利益が823億円で前年同期比39.8%の減益となった。売上高は1兆3400億円で4.1%の増収だった。

医療用医薬品事業の売上高は1兆2,147億円と前年同期比513億円の増収となったが、海外売上高が7,776億円で684億円増えたのに対して、国内販売が171億円減の4,371億円にとどまった。国内で薬価改定および後発品浸透による減収を吸収できなかった。営業収益は固定資産売却益の発生などにより大幅増加した。

【武田薬品・第3四半期期(連結)業績】単位:百万円( )前年同期比%
◇売上高      1,339,985 (4.1)
◇営業利益      199,052 (12.6)
◇経常利益       187,566 (△5.8)
◇当期純利益      82,345 (△39.8)
◇1株当たり純利益   101.39円(168.82円)

<2015年3月期・通期(連結)予想>
◇売上高     1,725,000 (2.0)
◇営業利益      170,000 (22.1)
◇経常利益      160,000 (0.7)
◇当期純利益     65,000 (△39.1)
◇1株当たり純利益   82.64円