2015年02月09日 |
2015年のカー黒需要予測、6年ぶり80万トン割れ |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:カーボンブラック協会 |
カーボンブラック協会は、2015年のカーボンブラック需要見通しを策定した。それによると、内需と輸出を合わせた総需要見通しは、79万2718トン、前年実績比で1.4%減となる見通しである。5年連続の前年割れで、80万トン割れは2009年以来6年ぶりである。 需要の主力製品である自動車用タイヤの生産見通しは、日本自動車タイヤ協会の発表によると110万4650トン、前年比1.6%減となっている。一般ゴム生産を加えた新ゴム消費量は137万2700トン、同1.3%減で4年連続の前年割れとなる見通しである。 カーボンブラック協会は、こうした指標をベースに2015年のカーボンブラック需要見通しを策定した。それによると、国内需要が74万4218トン、同1.4%減、輸出が4万8500トン、同1.2%減であり、これを合わせた総需要は79万2718トン、同1.4%減となった。国内需要のうちタイヤ用は55万3430トン、同1.8%減、一般ゴム用が15万2788トン、同0.2%減、非ゴム用が3万8000トン、同0.1%増となっている。 一方、カーボンブラックの2015年輸入見通しは、18万4500トン、同1.1%減となる見通しである。 ニュースリリース参照 〇12月需給実績 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1423206087.xls 〇12月品種別実績 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1423206087.xls 〇2015年のカーボンブラック需要見通し http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1423450295.docx |