2015年02月09日 |
東洋紡・減収益 純利益59億円、9.0%減 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:東洋紡 |
東洋紡が6日発表した14年4-12月期連結決算は営業利益が前年同期比18%減の125億円、純利益は同9%減の59億円だった。売上高も伸びず0.8%減収の2,554億円だった。 「海外展開の加速」、「新製品・新事業創出」など5プランを戦略に掲げて展開したため一時的に費用が先行して発生した。 フィルム・機能樹脂事業は、食品包装用フィルムが消費増税後の反動減や天候不順などの影響を受けたものの、前年同期比増収。工業用フィルムは輸出増大などにより増収となったが、新設備の稼働による固定費増を新製品の販売で吸収できず大幅減益となった。エンジニアリング樹脂は自動車関連を中心に堅調、バイオケミカルも診断薬酵素が順調に伸長した。衣料繊維事業でアクリル繊維が苦戦。 通期予想を下方修正した。 【東洋紡・第3四半期(連結)決算】単位:百万円 ( )対前年同期増減率% ◇売上高 255,419(△0.8) ◇営業利益 12,524(△18.3) ◇経常利益 8,471(△41.0) ◇当期純利益 5,870(△9.0) ◇1株当たり純利益 6.61円(7.26円) <2015年3月期・通期(連結)予想>単位:百万円 ( )対前期増減率% ◇売上高 360,000(2.4) ◇営業利益 21,000(△0.0) ◇経常利益 15,500(△15.9) ◇当期純利益 8,000(△1.9) ◇1株当たり純利益 9.01円 |