2015年02月09日
カネカ・売上高4140億円 過去最高、純利益100億円で減益
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:カネカ

カネカが9日発表した14年4ー12月期連結決算は、売上高は前年同期比6%増の4,140億円で過去最高となったが、国内需要の回復の遅れやアジア市場の需要減速、石化原料価格の上昇などから営業利益、経常利益は減少し、最終利益100億円で17%の減益となった。

セグメント別では化成品、機能性樹脂、食品、ライフサイエンス、合成繊維、その他の各事業が前年同期比増収となったが発泡樹脂製品、エレクトロニクス事業は伸び悩んだ。通期予想を下方修正。

【カネカ・第3四半期(連結)決算】単位:百万円 ( )対前年同期増減率%
◇売上高    414,005(5.9)
◇営業利益    16,764(△9.7)
◇経常利益    17,406(△12.6)
◇当期純利益   10,045(△17.2)
◇1株当たり純利益  29.81円(36.01円)

<2015年3月期・通期(連結)予想>単位:百万円 ( )対前期増減率%
◇売上高    560,000(6.7)
◇営業利益   25,000(0.7)
◇経常利益   26,000(0.1)
◇当期純利益  14,500(6.2)
◇1株当たり純利益  43.03円