2015年02月10日
三菱レ、三浦工業と排水再利用パッケージ装置共同開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:三菱レイヨン

三菱レイヨンは、2013年2月に三浦工業と締結した水処理事業の業務提携に基づき、省水・省スペースを実現する排水再利用パッケージ装置を共同開発したと発表した。今年4月から本格販売を開始する。

三菱レイヨンが新しいMBR(膜分離活性汚泥法)膜として開発した「低水深対応薄型美ジュール」と三浦工業の装置パッケージ技術を融合させ、従来の排水再利用装置に比べて設置面積を50%削減するとともに、運転の安定化、パッケージ化による工事期間の大幅な短縮、さらには競争力のある価格を実現した。

用途は、各種工場・施設のプロセス用水、ボイラ用水、冷却水、洗浄水など。販売目標は、2017年度に50-100台を目指す。