2015年02月17日
1月のPS国内出荷、3カ月連続の5万トン割れ
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本スチレン工業会

日本スチレン工業会は17日、1月のポリスチレン(PS)及びスチレンモノマー(SM)生産・出荷実績を発表した。
PSの生産は5万2048トン、前年同月比8%減で3カ月連続の前年割れ。国内出荷は4万7974トン、同7%減で4カ月連続の前年割れだが、目標である年産60万トンの目安となる月5万トンを3カ月連続で割り込んだ。
とくに、主力製品である包装用が同7%減、フォームスチレン(FS)用が同3%減、電機・工業用が同6%減、雑貨・産業用が同14%減で、4用途とも4カ月連続の前年割れとなるなど、内需不振が深刻化している。
輸出は、1219トン、同29%減で3カ月連続の前年割れとなった。この結果、出荷計は4万9193トン、同8%減で4カ月連続の前年割れとなった。

一方、SMの生産は21万5608トン、同10%減で3カ月連続の前年割れとなった。国内出荷は12万1599トン、同2%増で昨年7月以来6カ月ぶりのプラスとなった。輸出は8万4529トン、同26%減で4カ月ぶりの前年割れとなった。
この結果、出荷計は20万6128トン、同12%減となった。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1424148403.pdf