2015年02月18日 |
1月の塩ビ樹脂国内出荷、4カ月連続前年割れ |
【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会 |
塩ビ工業・環境協会(VEC)は18日、1月の塩化ビニル樹脂(PVC)と塩化ビニル樹脂モノマー(VCM)の生産・出荷実績を発表した。 PVCの生産は、13万3773トン、前年同月比3.1%増で2カ月連続のプラスとなった。円安を背景に交易条件が好転したことが、生産増加につながった。国内出荷は8万2622トン、同12.6%減で4カ月連続の前年割れ。 国内出荷の3用途が揃って前年割れで、とくにパイプ向けなど硬質用が4万5895トン、同12.9%減で昨年5月以来9カ月連続の前年割れと不振が長期化しつつある。 輸出は4万5742トン、同64.2%増で2カ月連続の大幅増加になった。 この結果、出荷総計は12万8364トン、同4.9%増で2カ月連続のプラスとなった。 一方、VCMの生産は18万9941トン、同14.8%減で再び前年割れとなった。国内出荷は14万4119トン、同4.0%の増加。この結果、出荷総計は21万7978トン、同9.6%増で10カ月連続のプラスとなった。 ニュースリリース参照 塩ビ樹脂 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1424239868.xlsx 塩ビモノマー http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1424239868.xlsx |