2000年10月23日
新潟鐵工所、中間期・通期の単独および連結業績予想を修正
【カテゴリー】:人事/決算
【関連企業・団体】:なし

 新潟鐵工所は23日、2000年9月中間期と2001年3月期の単独および連結業績予想修正を発表した。
 修正理由について、売上高は市場環境の改善が力強さに欠ける中で採算を重視した選別受注を徹底していること、エンジニアリング部門の一部工事の進捗の遅れなどから減少するものの、経常利益は不採算案件の減少に加え、固定費の削減、建設機部門の工場統合効果などが大きく寄与するため、当初目標を上回る見通しとなっている。
 当期純利益については、経常利益増加分8,000万円があるものの、更正特例法と申請した協栄生命保険の株式2億9,700万円を含め、保有する非上場の投資有価証券に対する評価損5億8,000万円を中間期に特別損失として計上するため、当期純利益は2億円となる。また通期の当期純利益は、関係会社の株式売却益などがあるため変更しない。
 業績予想修正値は次のとおり。

[2000年(平成12年)9月中間期単独業績予想修正]
修正値(前回予想)増減額 増減率の順(単位:百万円、%)
◇売上高 51,000(56,200)△5,200 △9.3
◇経常利益 180(100)80 80.0
◇当期純利益 200(700)△500 △71.4

[2001年(平成13年)3月期通期単独業績予想修正]
修正値(前回予想)増減額 増減率の順(単位:百万円、%)
◇売上高 121,000(131,500)△10,500 △8.0
◇経常利益 1,070(721)349 48.4
◇当期純利益 △1,000(△1,000)0 -

[2000年(平成12年)9月中間期連結業績予想修正]
修正値(前回予想)増減額 増減率の順(単位:百万円、%)
◇売上高 85,000(90,228)△5,228 △5.8
◇経常利益 1,160(1,083)77 7.1
◇当期純利益 △3,122(△2,622)△500 △19.1

[2001年(平成13年)3月期通期連結業績予想修正]
修正値(前回予想)増減額 増減率の順(単位:百万円、%)
◇売上高 169,000(179,431)△10.431 △5.8
◇経常利益 2,410(2,067)343 16.6
◇当期純利益 △1,623(△1,623)0 -