2015年02月24日 |
BASFと戸田工業、リチウムイオン電池用正極材合弁会社 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:BASF |
BASFジャパンと酸化鉄の国内最大手メーカー、戸田工業(本社:広島市、宝来茂社長)は24日、リチウムイオン電池用正極材を製造・販売する合弁会社「BASF 戸田バッテリーマテリアルズ合同会社」を設立したと発表した。 本社を東京都港区に設置。資本金1億円で、出資比率はBASFジャパン66%、戸田工業34%。社員は約80名。 戸田工業は、山口県山陽小野田市と福岡県北九州市持つ正極材および前駆体製造工場および関連技術を資本金替わりに現物出資した。製造能力は年約18,000トン。 今後車載用、民生用、定置用のリチウムイオン電池に使用されるNCA(ニッケル系正極材)、LMO(マンガン系正極材)、NCM(三元系正極材)など、さまざまな正極材料の研究開発、製造、販売事業を展開する。 BASFが持つグローバルネットワークと戸田工業の技術力、マーケティング力を最大限活用し、成長市場であるバッテリー材料産業での事業拡大を目指す。 <合弁会社事業概要> ◇商号 :「BASF 戸田バッテリーマテリアルズ合同会社」 ◇本社所在地:東京都港区港南二丁目16番4号(品川グランドセントラルタワー6階) ◇設立日:2015 年2 月24 日 ◇最高経営責任者 :阿武保郎(あんの・やすお=前戸田工業常務執行役員) ◇持分比率 : BASF ジャパン66%、戸田工業 34% ◇製造拠点 : 山口県山陽小野田市、福岡県北九州市 ◇事業内容 :日本での正極材料の研究開発、製造、マーケティング、販売 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1424756144.pdf |