2015年02月25日

横浜ゴム、高圧水素ガス用ホース開発 本格販売へ

【カテゴリー】：新製品/新技術 【関連企業・団体】：横浜ゴム

横浜ゴムは25日、岩谷瓦斯（本社：大阪市）と共同開発した高圧水素ガス用ホース「ibar HG70」を今年中に発売する予定だと発表した。同ホースは国内各地の水素ステーションで実証実験中だが、2016年3月末までに建設が計画されている水素ステーションでも使用される計画。 同社は2003年から新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）事業の委託を受け、高圧水素ガス用ホースの開発に取り組んできた。「ibar HG70」は、燃料電池自動車（FCV）に燃料水素を充填するディスペンサー用ホースで、水素充填圧力70メガパスカルに対応する。補強層に、一般的な高圧水素ガス用ホースに使用する鋼線ではなく、特殊合成繊維を採用している。軽量で柔軟性に優れるなどの特徴がある。 「ibar HG70」は、2月25日～27日に東京ビッグサイト（東京都江東区）で開催の「第11回 国際水素・燃料電池展（FC EXPO2015）」の岩谷産業および水素供給・利用技術研究組合（HySUT）出展スペースに展示している。 ニュースリリース参照 http://www.yrc.co.jp/release/pdf/2015022510mb001.pdf