2015年02月27日 |
1月の鉱工業生産指数、化学、プラ製品など上昇 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省が27日発表した1月の鉱工業生産・出荷指数(2000年=100、季節調整済み)は生産、出荷とも前月を上回り、生産は4.0%上昇の102.6で2カ月連続のプラス、出荷も5.8%上昇の103.9と伸びた。在庫は0.6%低下の111.0だった。 製造工業生産予測調査によると2月は前月比0.2%の上昇、3月は同3.2%の低下だった。 基調判断は「総じてみれば、生産は緩やかな持ち直しの動きがみられる」と、前月の上方修正を据え置いた。 業種別にみると、生産が上昇したのは、輸送機械(自動車)、電気機械工業、プラスチック製品工業、化学工業(除、医薬品)、繊維工業など全15業種のうち13業種。低下したのはパルプ・紙と、石油・石炭工業の2業種だった。 化学工業(除、医薬品)は生産が前月比2.1%上昇の96.1、出荷2.6%上昇の94.5、在庫0.9%低下の103.7だった。在庫率は2.7%低下の112.3となった。 プラスチック製品工業は生産が前月比4.6%上昇の101.4、出荷4.6%上昇の100.3、在庫同0.9%低下の106.2で在庫率は3.3%低下の105.8だった。 |