2015年03月02日 |
3月ベンゼン価格、8カ月ぶりに上昇 665ドル |
【カテゴリー】:市況 【関連企業・団体】:JX日鉱日石エネルギー |
JX日鉱日石エネルギーは2日、3月のベンゼン・アジア契約価格(ACP)が、1トン当たり665ドルで決着したと発表した。前月の630ドルから35ドルの上昇。昨年7月のトン当たり1,430ドルをピークに、8月以降原油価格とともに下落を続けてきたアジア・ベンゼン価格は8カ月ぶり上昇に転じた。 誘導品新設プラントの立ち上げなどによりアジア域内のベンゼン需給環境が改善傾向にあることや、原油市況が上昇基調で推移しているなどが原因。 国内価格換算想定値は、1キログラム当たり84.9円。 <用語の解説> ■ACP:Asian Contract Priceの略で、 アジア契約市場での指標価格(運賃込み)となる。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1425287091.pdf |