2015年03月02日
東洋紡、敦賀遊休地をバイオマス発電所に活用
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:東洋紡

東洋紡は2日、敦賀事業所(福井県敦賀市)の遊休地の一部をバイオマス発電所建設用地として賃貸し、遊休地の有効利用とクリーン発電、地域経済の活性化に貢献すると発表した。

国内外の未利用な木質チップを主燃料とするバイオマス発電所の建設用地として、敦賀事業所第二事業所の敷地約2万2000平方メートルを丸紅グループ会社の敦賀グリーンパワー(本社:敦賀市、福田と知史社長)へ賃貸した。
同社は2015年11月、発電所の建設に着手し、2017年夏商業運転開始の予定。

発電所は出力3万7000キロワット、年間発電量は一般家庭約7万世帯の電力消費量に相当する。
発電した電力は、丸紅が行う電力小売り事業の電源として活用される。