2015年03月05日
日米欧3極特許庁長官会合「情報の一般提供」など合意
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:特許庁

特許庁は5日、第33回日米欧3極特許庁長官会合を4日に横浜で開催し、複数庁の特許審査情報をワンストップで一般ユーザーにも提供する環境整備や、ITを活用した新たなユーザー向けサービス等の実現に向けて協力していくことで合意したと発表した。前日には各国ユーザー団体を招き3極特許庁・ユーザー会合を開催した。

<3極特許庁長官会合結果の主な内容>

■特許審査情報のワンストップ提供と新たなITサービス協力
日米欧3極特許庁に中国と韓国を含めた5大特許庁の特許審査情報を各庁の審査官がワンストップで取得可能なシステムの一般ユーザーへの提供を着実に実施するため3極特許庁で協力していく。

■特許審査ハイウェイ(PPH)
ユーザーの利便性向上に向けた5大特許庁によるPPHへの取り組みに協力。

■特許制度調和
3極ユーザーとの会合では各庁が開催した制度調和シンポジウムの結果を報告した。今後さらに特許制度調和に向けた議論を進める。

ニュースリリース
http://www.meti.go.jp/press/2014/03/20150305002/20150305002.pdf