2015年03月09日
アステラス製薬のアゾール系抗真菌剤 米FDA承認
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:アステラス製薬

アステラス製薬は9日、スイス・バシリア社と共同開発中のアゾール系抗真菌剤「CRESEMBA」が米FDA(米国食品医薬品局)から承認を取得したと発表した。アステラス製薬は30百万スイスフランをマイルストンとしてバシリア社に支払う。

適応症は18歳以上の患者を対象とした、侵襲性アスペルギルス症および侵襲性ムーコル症治療で、いずれも免疫不全患者に発症する重篤な真菌感染症。

同剤の安全性および有効性は、2つの第3相臨床試験(SECURE試験とVITAL試験)結果によって確認された。

アステラス製薬は2014年7月、FDAに販売許可申請を行った。欧州ではバシリア社が欧州医薬品庁に同様申請書を提出している。