2015年03月16日
旭硝子の安全ガラス「北陸新幹線」全車両に搭載
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:旭硝子

AGC旭硝子は16日、同社の鉄道用安全ガラスが14日に開業した北陸新幹線の全車両に搭載されたと発表した。
東京~金沢間を走る北陸新幹線のうちでも、今回開通した長野~金沢間は標高が高く、地形の険しいエリアがありトンネルが多い。冬には厳しい気象条件の中を最高時速260キロの高速で走行する。
窓ガラスには安全性だけでなく、高いレベルの遮音性や断熱性など多くの機能が求められる。

今回製造された車両には全ガラスに旭硝子の鉄道用安全ガラスが採用された。
流線型の美しいデザインを持つ運転室前面ガラス、断熱性と遮音性に優れた客室窓用ガラス、前面ランプカバー用ガラス、先行き表示板用ガラス、内装ガラスなど全てのガラスが旭硝子製品。同社では「今後も安全で高付加価値製品の開発・生産をめざします」と言っている。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1426485018.pdf