2015年03月16日
塩野義製薬、新規HIV感染症治療薬 販促開始
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:塩野義製薬

塩野義製薬は16日、ヴィーブヘルスケア(本社・東京都渋谷区、入山博久社長)が新規HIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染症治療薬「トリーメク配合錠」(一般名:ドルテグラビルナトリウム・アバカビル硫酸塩・ラミブジン配合錠)について、同日付で厚生労働省から製造・販売承認を取得したと発表した。

ヴィーブヘルスケアと塩野義製薬は、日本におけるコ・プロモーション契約に基づき同日から、共同で同剤の医療機関への情報提供活動を開始した。なお、流通・販売業務は、グラクソ・スミスクライン社が行う。

同剤は、インテグラーゼ阻害薬のドルテグラビルとヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤のアバカビル及びラミブジンを含有する、ヴィーブヘルスケア初の1日1回1錠の製剤である。昨年8月に米国で、9月に欧州えHIV感染症の適用で承認され、販売している。