2015年03月17日 |
日本化学会、「第9回化学遺産市民公開講座」27日開催 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:日本化学会 |
日本化学会は、「第9回化学遺産市民公開講座」を3月27日午後1時30分~5時、千葉県船橋市の日本大学理工学部船橋キャンパスで開催する。参加費は無料(講演資料1000円=希望者のみ) 日本化学会は、平成21年度から歴史的に高い価値を有する化学関連史料を「化学遺産」として認定する制度を設け、これまで5回計28件を認定・顕彰してきた。平成26年度も一般市民・会員から募った候補16件の中から、基調な5件を選び、化学遺産として認定した。 市民公開講座では、第6回化学遺産として認定された5件について、具体的な内容を紹介する。 <プログラム> ▽早稲田大学所蔵 宇田川榕菴化学関係資料(東徹・弘前大学教授) ▽現存する日本最古の高圧油脂分解装置(オートクレーブ)/石けん工業への貢献(向山恒治・元ライオンケミカル社長) ▽工業用アルコール産業の発祥/昭和10年代にバイオ燃料、エチレン原料にもなっていた(田島慶三・日本化学会フェロー) ▽Pioneer in Paint Industry/近代日本における塗料工業の発祥(金倉顕博・日本ペイントHD常勤監査役) ▽日本の戦後復興・高度成長を支えた合成繊維ナイロンの発祥と足跡(永安直人・元東レ愛知工場長) 参加申し込みは、日本化学会化学遺産のホームページから申し込む。 問い合わせ先は、日本化学会企画部(TEL:03-3292-6163)。 |