2015年03月17日
BASF、横浜にアジア初コンポジット・センター開設
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:BASF
コンポジット・センター内設備

BASFは17日、エンジニアリングプラスチック・イノベーションセンター内(横浜市緑区)に、熱可塑性複合材料(コンポジット)を用いたアプリケーション開発施設「アジア・コンポジット・センター」を開設すると発表した。

導入する機器は、BASFの複合材料と組み合わせて射出成形を行うハイブリッド成形機で、材料搬送用機具、射出成形機、赤外線ヒーター、材料搬送用ロボットなどを装備。コンポジットを使った自動車部品を試作することができる。また試作品の性能も検証できるため、顧客にとっては製品開発、コスト効率向上が可能となる。

同施設では、連続繊維強化熱可塑性複合材料(コンポジット)、二次成形用射出成形材料、エンジニアリングサービスの3つを組み合わせたパッケージ「Uitracom(ウルトラコム)」を提供する。4月に本格稼働開始の予定。

ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1426565305.pdf