2015年03月19日

旭化成、「スマホで心拍数測定」技術を電通に提供

【カテゴリー】：新製品/新技術 【関連企業・団体】：旭化成

旭化成は19日、同社の融合ソリューション研究所（山下昌哉所長）が旭化成の非接触脈波検出技術を、電通が同日からサービス提供を始めた、心の緊張を緩和するスマートフォン向けアプリケーション「Pace Sync（ペースシンク）」に提供したと発表した。 融合ソリューション研究所ではセンサデバイスと情報処理ソフトウェアを中心としたソリューション開発を行い、広く社内外の技術と融合させて、センサーとサービスの架け橋となる、新しい概念の市場価値を創出する取り組みを行っている。 今回提供したのは、光学的な脈波（心拍数）検出技術の一つで、スマートフォンなどのカメラを用い体表面の皮膚血流から脈波を検出する技術。同技術を電通のマーケティングチャンネルを介して市場へ提供する。 今後、両社共同で研究開発やマーケティングを進めていく方針だ。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1426734612.pdf