2015年03月20日
千代田、フィリピンに「エコ・エアポート」建設
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:千代田化工建設
新ボホール空港 イメージ図

千代田化工建設と三菱商事の両社は20日、フィリピン運輸通信省から太陽光発電設備などを備えた「新ボホール空港」の建設を受注したと発表した。契約金額は約110億円。

新空港は同国ボホール州パングラオ島に建設する。国際基準に適合した2000メートルの滑走路と、年間100万人の旅客に対応可能なターミナルビルを新規に建設する。
日本の最新技術を取り入れた「エコ・エアポート」とするため、太陽光発電システムを導入するほか、海洋汚染防止のための濁水流出防止フィルターなどを設置する。国際協力機構(JICA)による円借款事業の一環となる。

千代田化工と三菱商事が共同で空港を建設するのは、現在工事中のモンゴル・新ウランバートル国際空港に続き2件目となる。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1426826145.pdf