2015年03月20日
ダイセル、ユニチカの生活健康事業を買収
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:ユニチカ、ダイセル

ダイセルは20日、ユニチカが持つ機能性食品素材や健康補助食品など「生活健康事業」を買収することで両社一致し契約締結したと発表した。買収金額などは非開示。期日は3月31日の予定。

ダイセルは長期ビジョンに新事業ユニットの創出を掲げてきた。メディカル・ヘルスケア領域の拡大はその柱の一つ。新井工場(新潟県)を中心にバイオ技術を生かしたエクオールなどの健康食品や、サプリメント向け新規機能性食品素材の開発を急いでいる。

一方、ユニチカは「ハナビラタケ」などの健康食品や機能性食品原料、飼料原料などを製造、販売してきた。
ダイセルは事業買収によってユニチカが有する素材や技術、販売チャネルが新事業展開に生かせると判断した。
ユニチカの生活健康関連の事業規模は合わせて10億円未満とみられる。関連設備や人員はダイセルが引き取り事業部門に組み込む方針だ。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1426835777.docx