2015年03月26日 |
政府、クロロエチレンの優先評価化学物質指定を取り消し |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会 |
塩ビ工業・環境協会(VEC)によると、クロロエチレン(塩ビモノマー)の優先評価化学物質指定の取り消しが、3月26日付の官報に公示された。これにより、クロロエチレンは、一般化学物質に戻ることになった。 クロロエチレンは、優先化学物質を対象に実施したリスク評価の結果により、現在得られる情報・知見の範囲では現状の取り扱い及び排出の状況が継続しても、広範囲な地域での環境の汚染により人の健康に係る被害または生活環境、動植物の生息もしくは生育に係る被害を生じる恐れがないと、認められたものである。 塩ビ樹脂業界では、今回の決定を歓迎するとともに、引き続き扱う化学物質の適切な管理と排出削減に努めていく考えである。 |