2015年03月27日
BASF、自動車用光輝顔料の生産能力拡大
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:BASF

BASFジャパンは27日、ドイツ・ルートヴィッヒスハーフェンで、光輝顔料である「Paliocrom(パリオクロム)」の生産能力を2017年までに20%以上拡大する計画だと発表した。自動車用塗料分野で、アルミニウムを主原料とした光輝顔料の需要が好調なため、1000万ユーロを投じて市場でのポジション強化を図る。

パリオクロムには高彩度、金属光沢、隠ぺい力など独得の物性を持ち、高品質の自動車塗料や工業用塗料に適している。従来のオレンジ、レッド、ゴールドに加えて、新たに特徴のある青味系色域のスパークリングレッドをカラーバリエーションに加え「パール顔料市場でのリーダシップをさらに強化する」としている。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1427423579.pdf