2015年03月27日
ユニチカ、スパンボンド不織布タイで増設
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:ユニチカ

ユニチカは27日、ポリエステルスパンボンド不織布の生産設備を、タイのタスコ(タイ・ユニチカ・スパンボンド社)で増強すると発表した。投資額は約40億円で、2017年4月の稼働開始を予定している。

これにより、タスコの生産能力は年産4000トンから1万トン、ユニチカ・グループ全体では同2万4000トンから3万トンに増強される。

ユニチカは1973年のスパンボンド不織布の事業化以来、「マリックス」「エルベス」ブランドを中心に産業資材、
生活資材、農業資材などの用途展開により事業拡大を図ってきた。現在、国内では岡崎事業所(愛知県)、海外ではタイのタスコに製造設備を有し、いずれもフル稼働状況にある。