2015年03月30日
2月の鉱工業生産指数、化学、プラ製品など低下
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省が30日発表した2月の鉱工業生産・出荷指数(2000年=100、季節調整済み)は生産、出荷とも前月を下回り、生産は3.4%低下の98.9と3カ月ぶりのマイナス、出荷も3.4%減の100.2だった。在庫は0.5%上昇の111.8となった。

製造工業生産予測調査によると3月は前月比2.0%の低下、4月は同3.6%の上昇だった。
基調判断は、前月の「総じてみれば、生産は緩やかな持ち直しの動きがみられる」を据え置いた。

業種別にみると、生産が前月比上昇したのは、石油・石炭製品とパルプ・紙工業の全15業種中2業種。化学工業はプラマイゼロで後の12業種は低下となった。

化学工業(除、医薬品)は生産が前月比0.0%の96.2、出荷0.1%上昇の94.6、在庫0.2%上昇の103.9だった。在庫率は4.2%上昇の117.0となった。

プラスチック製品工業は生産が前月比3.3%減と4カ月ぶり低下の92.1、出荷も1.7%低下の97.9、在庫同1.0%低下の105.3で在庫率は1.2%上昇の108.5だった。