2015年03月30日 |
豊田通商子会社、愛媛県で木質バイオマス発電 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:豊田通商 |
豊田通商は30日、子会社のエネ・ビジョン(本社:名古屋市、森田孝社長)が愛媛県松山市でに木質バイオマス発電事業を行うため100%子会社、合同えひめ森林発電を設立すると発表した。県内の間伐材や残材などの未利用材を活用し発電規模12,500KW(約2万4000世帯の年間消費エネルギー量に相当)の発電所を建設する。2018年1月稼動開始の予定。 再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用する。愛媛県は林業を地域の成長産業に育成していく方針で、県土の約7割にあたる約40万1000ヘクタールの森林造成を進めている。バイオマス発電はこれらの計画と一体になった地産地消型エネルギー計画となる。発電した電力は全量四国電力に売電する。 エネ・ビジョンは2013年、島根県に合同会社しまね森林発電を設立、発電規模12,700KWの発電所の稼動準備を進めており、今回の計画はこれに次ぐ2番目のプロジェクトとなる。 【エネ・ビジョンの会社概要】 ◇名称 :株式会社 エネ・ビジョン ◇所在地 :名古屋市千種区 ◇代表者 :森田 孝社長 ◇設立 :2002年3月 ◇事業内容:コージェネレーション設備並びに省エネルギー設備の提案、設計、施工、メンテナンス ◇資本金 :92百万円 ◇株主構成:豊田通商52.2%、ヤンマー26.1%、豊通マシナリー8.7%他 ◇従業員 :28名(2015年2月現在) |