2015年03月31日

東ソー、メタロセン系触媒で超高分子量PE開発

【カテゴリー】：新製品/新技術 【関連企業・団体】：東ソー

東ソーは31日、世界最高水準となる超高分子量ポリエチレンを開発したと発表した。商品名「デカミレン」として5月からサンプルワークを開始する。 独自のメタロセン系触媒技術により分子量1500万、粒子径50～150ミクロンの新樹脂を開発した。これまでの超高分子量ポリエチレンは分子量が1000万未満だった。約5割引き上げたことにより耐摩耗性や破断・引っ張り強度が飛躍的に向上した。 今後、これらの特性を生かして、ベアリングやローラー、つり糸、リチウムイオン二次電池のセパレーターなど幅広い分野に用途展開していく方針。5月からサンプルワークを開始し、事業化検討に入る。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1427766125.pdf