2015年04月01日
農水省、農薬の使用状況調査で「不適正使用ない」
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:農林水産省

農林水産省は、平成25年度に実施した「国内農産物における農薬の使用状況及び残留状況調査結果」を発表した。
農薬の使用状況では、農産物を生産している3928戸の農家について調査した結果、3922戸(99.85%)で農薬が適正に使用されていることが確認された。不適正な使用があった6戸(0.15%)の農家に対しては指導を行った。

また、928検体の農産物について残留農薬の分析を行った結果、1検体を除いて残留基準値を超えているものはなかった。基準値を超えたものでも、健康に影響を及ぼす恐れが無かった。

こうしたことから同省では、「ほとんどで不適正な農薬の使用が見られなった」と結論付けるとともに、「残量農薬でも健康に影響を及ぼす恐れがないものであった」としている。