2015年04月02日 |
三菱化学、柔らかさ持つ3Dプリンタ用フィラメント発売 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:三菱化学メディア |
三菱化学メディア(本社:東京都千代田区、睦 哲也社長)は2日、3Dプリンタ用フィラメントの新製品「プリマロイフィラメント」を4月中旬からVerbatim(バーベイタム)ブランドで発売すると発表した。 三菱化学が開発・製造したポリエステル系熱可塑性エラストマー「プリマロイ」を用いた材料押出方式対応の3Dプリンタ用フィラメントで、従来のABS樹脂やPLA(ポり乳酸)素材と異なり、柔軟性のある造形物の作製が可能。 3Dプリンタはこのところ、個人需要にも広がりを見せており、今後さらなる成長が見込まれている。特に材料押出方式の3Dプリンタは、そのコストパフォーマンスの高さから気軽に使える3Dプリンタとして国内外のメーカーから多くの機種が発売されている。 「プリマロイ」とは、三菱化学がエラストマー設計技術などを生かして工業化に成功した、ラバー素材のようなしなやかさを持つポリエステル系熱可塑性エラストマーのこと。耐油性・耐熱性・耐候性・印刷塗装適正に優れるなどの特長を持つ。 今回発売するフィラメントは「プリマロイ」の特長をそのまま生かし、多くの材料押出方式3Dプリンタで使用できるよう設計した。 フィラメント新製品は、重量500グラム、フィラメント径1.75ミリ、色はホワイト。価格はオープン。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1427941867.pdf |