2015年04月03日
アステラス製薬、米MDアンダーソンとモノクロ抗体医薬 オプション契約
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:アステラス製薬

アステラス製薬は3日、米国テキサス州立大学 MD アンダーソン(所在地:米国テキサス州)と、急性骨髄性白血病を対象としたモノクローナル抗体医薬の研究・開発に関するオプション契約を締結したと発表した。

同提携は、MD アンダーソンのJeffrey Molldrem 教授が発見した、ヒト化モノクローナル抗体h8F4の急性骨髄性白血病に対する治療薬の創製を目指す。一部の急性骨髄性白血病患者のがん細胞には、HLA抗原ペプチド複合体が発現していることが知られている。

開発中の抗体はこれに特異的に結合し、抗がん作用を示すことが知られている。