2015年04月03日
カネカ、京都医療設計と生体吸収性ステントの欧州販売で提携
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:カネカ

カネカは3日、京都医療設計(本社:京都市、伊垣敬二社長)との間で、欧州市場での生体吸収性ステントの販売提携に基本合意したと発表した。

京都医療設計は、2007年に生体吸収性ステントのCEマーク(EUで販売される指定製品に貼付が義務付けられる基準適合マーク)を取得し、世界で初めて商品化した。同社がすでに欧州で販売している下肢用生体吸収性ステントを、カネカグループ会社のカネカファーマヨーロッパN・Vを通じて欧州連合(EU)地域内で販売を支援する。

カネカは今回の京都医療設計との提携を皮切りに、今後グローバル市場において各種生体吸収性ステントを本格的に展開し、心臓・下肢を含む血管内治療領域で2020年には600億円の売り上げを目指す。