2015年04月03日
理研、新スパコンシステム稼働開始
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理化学研究所情報基盤センターは3日、新スーパーコンピューターシステム「HOKUSAI-GW」の稼働を開始したと発表した。
この新スパコンシステムは、超並列計算システムの理論演算性能が1ペタフロップス(毎秒1000兆回の浮動小数点演算を実行できる性能)となり、現行システムRICCの約10倍の演算速度になる。

このHOKUSAI-GWシステムは、理研の幅広い研究分野、物理学、化学、工学、生物学、医科学での利用ニーズを考慮して設計されたもので、研究者の研究開発活動のベースとなるシミュレーションやデータ解析などを効率的に行うことが可能な研究基盤システムである。

今回稼働した新システムに続き、2016年頃に「HOKUSAI-BW」が導入される予定であり、両システムを統合した利用環境やストレージ領域により、{HOKUSAIシステム}として一体となった運用を行うことにしている。