2015年04月06日 |
昭和電工、中国で高純度アルミ箔製造拠点増強 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は6日、中国でアルミ電解コンデンサーの主要材料である高純度アルミ箔の需要増大に対処するため、生産能力を増強したと発表した。今月から量産開始した。 連結子会社の昭和電工アルミ(南通)有限公司(SDAN)が、高純度アルミ箔の生産能力を年産400トンから600トンに増強した。 アルミ電解コンデンサーは、家電製品からIT 機器、電気自動車やハイブリッド車、新エネルギー分野まで幅広く使用されている。特に中国では、エコカーや太陽光発電のパワーコンディショナー向けなど、中高圧型の需要伸長が見込まれている。 SDANは2013年の開設。中国国内の高圧用箔供給拠点として、昭電堺事業所(大阪府)で製造した中間製品を最終加工し販売展開中だ。 <用語の解説> ■高圧用アルミ箔とは :アルミニウムの純度が99.99%以上の電解箔。200V以上の耐電圧性を有する。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1428295812.pdf |