2015年04月07日
新化学技術協、マイクロナノ材料をテーマに講演会
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:新化学技術推進協会

新化学技術推進協会(会長・高橋恭平昭和電工会長)は、「バイオテンプレートでつくるマイクロナノ材料講演会を4月20日14時~17時、東京都千代田区三番町の同協会会議室で開催する。
参加費は会員が無料、一般が1万円。

山下一郎・奈良先端科学技術大学院教授が「バイオ分子とナノ材料の出会いとプロセス応用:Active Bio場」、鎌田香織・東京工業大学特任准教授が「藻類を鋳型に3次元マイクロ構造をつくる」をテーマにそれぞれ講演する。

山下氏は、「バイオ分子はこれまで電子デバイスの世界とは縁遠いと思われてきたものが、最近ではメディカルを中心に両者の出会いがクローズアップされてきた」とし、バイオミネラゼーション、アプタマー、デバイス応用を通じてバイオ分子とナノ材料の出会い、今後の発展、新分野の創成を提案する。
鎌田氏は、「植物組織や藻類などの微生物がさまざまな幾何学的・三次元構造を形成し、環境に応じて適切に変化しながら成長や増殖を繰り返している」と説きながら、自然界の形状多様性を参考に新しい三次元構造材料の作製プロセスを設計するバイオテンプレート法を紹介する。


終了後に懇親会(参加費は無料)。
問い合わせ先は新化学技術推進協会事業部(TEL:03-6272-6880)